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副知事が韓国へ!MERS 厳戒体制の中、修学旅行のPRを強行! [地方自治]

昨日に引き続き、秋田県の韓国問題を取り上げてみます。

6月2日に韓国の仙台総領事が秋田県庁を訪れたことは、昨日触れた通りです。
MERS流行の韓国への修学旅行を推奨?秋田県6千万円の補助金の内容と、苦しい事情。

そして、6月4日には、秋田県の堀井副知事が韓国の大韓航空を訪問しました。
利用客が低迷している秋田-ソウル便の路線維持を要請するためです。
ソウルの大韓航空本社で宋常務らと会談し、県の利用促進の取り組み状況を説明する、とのことです。
おそらく、修学旅行に対する補助金についてもアピールすることでしょう。

ポイントとなるのは、副知事訪韓をプレスリリースしたのが、出発の約3時間前だったことてです。
副知事の訪韓は5月下旬には日程が確定していたものの、5月29日に発表した副知事の次週の予定に記載しませんでした。
秋田県は、「会談相手など詳細が決まっていなかったので予定に入れなかった」と釈明していますが、意図的に入れなかったのは明らかです。

副知事が国外に出発するにあたり、一週間前に詳細が決まっていないことなど考えられません。
会談相手が政府要人ならまだしも、相手は民間会社の、しかも常務です。
百歩譲って、会談相手が本当に決まっていなかったとしても、29日の段階で訪韓日程は確定していたはずなので、会談相手については、未定もしくは予定ということで発表することはできたはずです。

それを、あえて直前までマスコミに言わなかったのはなぜか。

「こんな時に、わざわざ韓国に行って、修学旅行生を韓国に送り込むPR をする必要があるのか」と世間から批判され、訪韓中止になることを、何より恐れたからに他ありません。

なんといっても、タイミングが悪すぎます。

6月1日には、韓国でMERSの死者が出ました。

6月4日の段階では、厚生労働省が、韓国からの入国者に対し、現地で感染疑いのある人と接触したかなどを確認するよう全国の検疫所に通知しています。

MERS に対する厳戒体制が強まる中、韓国への修学旅行を推奨する施策をPR する、という行為は、リスク管理が全く出来ていないといえますし、何より、世間の感覚から解離しており、批判は免れません。

それが分かっていたからこそ、発表しなかったのです。

お願いにいく立場でキャンセルすれば相手の心証が悪くなる、ということを恐れ、なんとか世間を誤魔化す方を選んだのです。

しかし、どちらにしても、こんな状況ではいくら補助金をつまれても韓国に行く人はいないので、利用促進を約束しても、守れないことは明らかです。

秋田空港の問題は、もっと違う視点から検討すべきだと思われます。






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