SSブログ
ICT ブログトップ

グーグルカーから見える、グーグルの本質。完全自動運転車で理想の未来を実現か? [ICT]

グーグルカー、ついにお披露目の時がやってきたようです。
2人乗りで時速40キロ、世界初の完全自動運転車です。


しかし、なぜIT企業であるグーグルが、自動車を作っているのでしょうか。
グーグルの使命は、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」です。
この使命と、車の開発は、どこでクロスするのでしょう?

答えは、「車から様々な情報を入手すること」、
そして、「効率で利便性の高い交通システムの構築=世界中の人々が望む社会基盤の実現」です。

グーグルをはじめ、シリコンバレーの起業家は、口を揃えてこういいます。
「Make the world a better place.」
つまり、世界をより良い場所にする、ということです。
グーグルは、理想の社会を夢想し、次のように考えているのではないでしょうか。

 現代の車社会は、本来あるべき姿なのか?
 ・交通事故で不幸な想いをする人がいる。
 ・渋滞が発生する。
 ・運転中は、他のことをすることができない。
 ならば、移動は機械に任せるべきではないか。
 -交通事故はゼロ、時間通りに目的地に着き、移動中は自由にやりたい事がやれる-
 そのためには、完全自動運転車を開発し、すべての車を管理すべきではないか。

これは、あくまで自分の推測です。
が、あながち間違ってないと思うのです。
グーグルの検索エンジンは、誰もが夢みた理想の仕組みです。
今でこそ当たり前のように検索すれば、自分が望む情報が表示されますが、グーグルが登場する前のインターネットではありえないことでした。
理想の未来を夢想し、それを実現することで、この世界をより良い場所にしていくこと。
これこそが、グーグルの本質です。
そのための手段として、様々な企業を買収しているのです。

既存の車メーカーが、車のことを「個人が運転するものであり、個人をターゲットに売る商品」との固定概念で捉えていると、グーグルカーに足元をすくわれる日が来るのではないでしょうか。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

ICTで地方創生!阿波踊り支援、地域医療、地場産業振興もテクノロジーで解決! [ICT]

ICTの力で地域の課題解決を目指す。
地方創生花盛りの現在、ある団体の活動に注目が集まっています。

その団体は、「コード・フォー・ジャパン(Code for Japan)」。

ホームページの「ABOUT US」には、次のような紹介が掲載されています。
『市民が主体となり、地域課題解決に取り組むコミュニティ作り支援や、
テクノロジーを活用したアクションを創発する活動を支援していく非営利団体です。
さまざまな立場を超えた人たちと、より良い未来づくりのために
「ともに考え、ともにつくる」ための活動を行っていきます。』

それでは、具体的にどのような取り組みが行われているのでしょうか。

たとえば、徳島では「阿波踊り」を楽しむためのスマホアプリが開発中です。
連の踊っている場所をリアルタイムで把握できるアプリや桟敷などの空き状況がわかるアプリを、今夏の本番前には実用化するとのこと。
その他にも、全国各地でさまざまな取り組みが展開中です。

ICTを使って地域課題を解決する、と言えば、今年1月に、地域課題の解決に資するICT(情報通信技術)の利活用を普及促進していくことを目的として、地方創生に資する先進的な地域情報化事例を総務省が表彰しました。
地域の様々な課題(人口減少、少子高齢化、医師不足、災害対応、地域経済の衰退等)を解決するため、多種多様な取り組みが行われていることがわかります。
大賞の総務大臣賞に選ばれたのは、次の2取組です。

◎「ポケットカルテ」及び地域共通診察券「すこやか安心カード」(NPO法人 日本サスティナブル・コミュニティ・センター(京都府京都市))

◎フォレスタイル 森の恵みに満ちた暮らし方提案ウェブサイト(岐阜県東白川村)

「ポケットカルテ」とは、個人向けの電子カルテ管理サービスで、登録も利用も無料です。
受診履歴や処方された薬などの情報を蓄積していくことができ、病院や薬局がポケットカルテにデータを送信し、地域住民が自ら管理します。
過去の様々なデータを参照することで、無駄のない医療を目指しており、平成26年末の時点で利用登録者は4万5000人以上とのこと。
また、地域共通診察券「すこやか安心カード」は、ポケットカルテにアクセスする際の認証機能を備えたICカードで、医療機関で診察券として利用できます。

「フォレスタイル」は、岐阜県東白川村の基幹産業である建築業界を支援するウェブサイト。
間取りをシミュレーションできる機能や、総工費を算出できる機能があり、村特産の「東濃ひのき」を使った木造住宅の受注につなげています。

今後、このようなICTを使った取組ができるかどうかで、地方の格差が広がっていく予感がします。






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース
ICT ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。